ブラッシング

今回は日常のお手入れ、ブラッシングについてです。

ご自宅でのお手入れの基本ともなるブラッシング。

ブラッシングは単純にわんちゃんねこちゃんの毛をとかして抜け毛を取るだけでなく、皮膚や体調の変化に早めに気づくきっかけにもなり、大切な家族の健康管理に繋がります。

また全身触れながらブラッシングをすることでコミュニケーションにもなります。

そんなブラッシングの基本的な手順やちょっとしたコツなどを今回はお伝えしたいと思います。

 

 

ブラッシングに使われるのはソフトスリッカーとコームです。

スリッカ―は毛玉を取ったりシャンプーのあとドライヤーで乾かす時に使うのに適しています。

コームは毛の流れを整えたり、もつれが残っていないかの仕上げの確認に使います。

 

 

スリッカーブラシは強く握らず、ちょっとしたもつれなどに引っかかるとポロッと手から落ちるくらいの力で軽く持ちます。

わんちゃんの皮膚は強く見えますが実は大変デリケートで、人間の赤ちゃんの皮膚よりも薄い0.1ミリ以下と言われています。

スリッカーのピンは細くて針金のようになっていて、力を入れてガリガリしてしまうと皮膚を傷つけやすいので注意が必要です。

赤ちゃんの皮膚にスリッカーをかけているような気持ちで、決して皮膚を引っかいたり引っ張らないよう優しくとかしてあげてください。

 

 

そしてブラッシングに入っていきますが、このとき

毛の表面だけでなく毛の中まで(根元まで)しっかりとかしてあげることが重要です。

毛をめくり、力を入れずに優しく何回かブラッシングします。

 

 

ひと通りスリッカ―でのブラッシングが終わったら、コームを使ってもつれがほどけたか確認します。

コームの先端が皮膚に少し触れるくらいの位置でとかして、少しでもひっかかりがあるようでしたら決してコームで引っ張らないでください。

コームで毛を引っ張るととっっても痛いので、ブラッシングが苦手になる原因になってしまいます。

ひっかかるところがあったらもういちどスリッカーで優しくとかし、再度コームで確認してあげてくださいね。

 

 

もつれや毛玉などのときかた

おつれや毛玉などがある場合、毛玉の根元を指で押さえ、皮膚を痛めないよう毛先から少しずつほぐしてとかしてあげてください。

指で根元を押さえることによって、皮膚にスリッカーが当たりすぎたり、スリッカーをかけた時に皮膚ごと引っ張られることを防げます。

そうすれば痛くないので、嫌がらずにとかさせてくれると思います。

コツは “毛先からほぐすイメージ” です。

力は入れずに、扇状のイメージでとかす方向だけを変えて、少しずつほぐしていってあげてくださいね。

 

また、ものすごく大きな毛玉やフェルト状になってしまっている毛玉がある場合はブラッシングでとくのはわんちゃんねこちゃんの負担になりますので、無理に取ろうとせずにトリミングに出していただくことをおすすめします。

 

 

ブラッシングで大切なのは、とにかく痛い思いや不快感を与えないことです。

ブラッシングに慣れていないわんちゃんねこちゃんは背中の方などの比較的嫌がらない場所から、最初は「ブラシを使ってなでる」くらいの感覚で十分です。

一回のブラッシングにかける時間も短くて良いので、毎日少しずつ慣らしていってあげましょう。

 

 

当院のトリミングは当院にて定期的に診察や予防などをさせて頂いている方へのサービスとなっております。

痒みや、フケなど気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。