柴犬がかかりやすい病気

日本犬6種(柴犬・秋田犬・甲斐犬・紀州犬・四国犬・北海道犬)の中で一番人気で約8割をしめるのが柴犬です。

人気のある純血種のワンちゃんの宿命ともいえる遺伝的な病気のお話です。

その柴犬がかかりやすい病気には皮膚病、膝蓋骨脱臼、認知症など多数ありますが、緑内障という眼の病気も柴犬がかかりやすい病気の一つです。

緑内障とは、眼の中の圧力(眼圧)が高くなりそれにより痛みや眼の中で出血を起こし、最終的には失明してしまうとても怖い眼の病気です。

眼の中では房水というお水が循環しています。その流れが悪くなることで房水が眼の中にたまり内部の圧力が高くなってしまいます。眼圧が高くなると眼球の後ろの方にある網膜と視神経が圧迫され、視覚が奪われてしまいます。

柴犬は、遺伝的に房水が排出される出口(隅角)が狭いことが原因で緑内障を発症します。

次の症状がみられたら緑内障の可能性があります。

・白眼が赤い

・眼がショボショボしている

・物にぶつかる

・涙や眼ヤニが多い

・元気や食欲がない

緑内障の治療は、目薬による内科的な治療から房水の出口を新たに作るシャント手術や義眼手術など外科的な治療が行われています。

柴犬の飼い主の皆様。

日頃の診察の中で定期的に眼科検診をしてみてはいかがでしょうか。

眼の状態を把握することで、緑内障を発症した際にいち早く気付いてあげることができ、他の病気も早く見つけることができるかと思います。

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横須賀 つだ動物病院 津田 航

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