犬の除草剤中毒に注意しましょう

平年より2日早く梅雨が明けました。

今年はあまり雨が降りませんでした。九州北部での大雨や日本各地でのゲリラ豪雨がありますが、横須賀ではほとんど雨が降らず、空梅雨と言って良い天気でした。
調べてみると神奈川県東部は6月は3日間 7月は1日 なんと梅雨の時期に4日しか雨が降らなかったようです。

例年この時期に急に具合が悪くなって来院されるワンちゃんがいらっしゃいます。
主な症状は下痢や血便、嘔吐、肝機能の障害です。様々な可能性があるのですが「草むら」に入ってから急に具合が悪くなる、いつも行く散歩コースの道端の草が枯れていたなどのお話をお伺いすると「除草剤中毒」を疑います。ワンちゃんが草を舐めたり食べたり、体に付着した成分をを舐めたり、皮膚から吸収されると中毒を起こすことがあります。

除草剤は
・植物の光合成を阻害するタイプ
・細胞分裂を阻害するタイプ
・植物ホルモンをかく乱するタイプ

などのタイプがあり動物に対する影響は極めて少ないそうです。が、原液が付着したり、それを舐めたりすることで除草剤中毒になる可能性があり、速やかな催吐処置や点滴が必要になります。

草むら以外にも芝生や農地などでも薬剤が使用されている危険があります。
除草剤は撒いてから早くて2日、遅いものでは14日ほどで効果が出てきます。枯れていなくても除草剤が撒かれている場合がありますのでこの時期のお散歩は草むらには近づかないようお気を付けください。

横須賀 つだ動物病院 津田航

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