急性期の死亡率が高い”血小板減少症”

昨日、お腹にあざが出来てしまったと、チワワのNくんが来院しました。
飼い主さまは、どこかにぶつけてしまったのかしら・・・とおっしゃっていました。
飼い主さまのお話では、ここ数日はNくんは元気もなく、食欲も徐々に少なくなってきたとのことでした。

実は恐ろしい病気でした

診察中、お顔を見てみると、白目や口の中の粘膜に内出血があることがわかりました。
「血小板減少症」の可能性があるため、すぐに精密検査を行うことになしました。
「血小板減少症」とは、血を止めるための血小板という血液中の成分が急速に少なくなってしまう病気で、20000~30000個/μlよりも少なくなってしまうと出血傾向になってしまいます。
皮膚の内出血、粘膜の点状出血、消化管内出血による黒い便、などの症状が見られるようになります。
原因はわかっておらず、治療はステロイド、免疫抑制剤がメインになります。
恐ろしいことに急性期の死亡率は高く、ある報告では30%以上とも言われています。
愛犬の些細な変化に気をつけてください。

チワワ

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