動物病院との付き合い方
動物病院に通う頻度だけでは愛情は測れません
こんにちは、横須賀市にある「つだ動物病院」院長の津田航です。
ご近所に毎日欠かさず朝と晩、お散歩をしているワンちゃんと飼い主のおじいちゃんがいらっしゃいます。ご近所ですが、来院されたことがないので、詳しいことは言えませんが普段からワンちゃんを通院させたりする習慣はあまりないかもしれません。
また少しでもワンちゃんの体調に変化があればすぐ来院される方もいらっしゃいます。
このようにとても難しい質問ですが動物病院にワンちゃんを連れ来る、来ないだけで愛情の量は計れません。
動物病院へ連れてくるタイミング
ではどのような時に病院へ連れて行くのが望ましいのでしょうか?
よく診察時間外に「このような状況なのですが大丈夫ですか?」といった問い合わせがあります。そんな時はまずは犬種、年齢、性別、避妊手術をしているか等を確認します。
まだ歳の若いワンちゃんであれば体調がおかしいな?と思っても一晩様子を見てみる余裕があってもよいでしょう。
ですが、高齢のワンちゃんになると、ちょっとしたことですぐに体調を崩したりします。あまり病院にかかったことのないワンちゃんは、知らない間に心臓病などの病気が進行していたケースもあります。「近所のワンちゃんが、元気だったのに急に亡くなってしまった」等の話を聞いたことがあるかと思いますが、殆ど場合は原因があるのです。
ワンちゃんも病気は早期発見が大切です
その原因を早い段階で見つけてあげられるかがとても大切です。
ワンちゃんは一年で5~6歳、歳をとっていきます。元気であっても年に一度は血液検査やレントゲン検査をおすすめします。検査の目安は小型犬であれば8歳、大型犬であれば6歳になります。
定期的に総合的な健康診断を受けましょう
当院でも定期的に健康診断されているワンちゃんが早期に病気を発見されたケースは沢山あります。健康診断は血液検査だけでなく、レントゲンやエコー等で必ず画像診断をすることが大切です。
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