<嘔吐>
1歳のゴールデンレトリバー。昨日まで元気だったのに今日仕事から帰ると何度も嘔吐をしていた。バリウム検査でおもちゃの誤食が見つかりました。
5歳のトイプードル。前日にコロッケを誤食し、翌日吐き気が止まらなくなった。血液検査、レントゲン検査、腹部エコー検査、膵炎の検査キット(snap CPL)を行い、膵炎と診断しました。
6歳のバーニーズ・マウンテンドッグ。嘔吐していたが途中から吐きたそうでも吐けない状態で来院。レントゲン検査を行ったところ胃拡張・胃捻転症候群という病気であることがわかりました。
11歳、未避妊のコーギー。急な嘔吐と食欲不振で来院。血液検査、レントゲン検査、腹部の超音波検査で子宮蓄膿症だとわかりました。
6か月齢のフレンチブルドッグ。3日前から吐いている状態で来院。
レントゲン検査にて胃の中に異物が疑われる陰影が見え、さらに内視鏡検査を行うと、胃内から噛み砕かれたゴムボールの破片が発見され摘出しました。
<咳>
3ヶ月の子犬。家に来てからずっと咳ばかりしていた。来院しレントゲン検査を行ったところ、ケンネルコフであることがわかった。
1歳のポメラニアン。重度の咳で来院。胸部のレントゲン検査を行ったところ、吸気時に頸部の気管の扁平化がみられ、気管虚脱によるものとわかりました。
8歳のチワワ。咳をするとのことで来院。ガーガーとういう呼吸をしており、
レントゲン検査を行ったところ気管虚脱という病気があることがわかりました。
12歳のミニチュアダックスフンド。咳と呼吸が苦しそうで来院。身体検査にて乳腺に大小複数の腫瘤と所属リンパ節の腫大がみつかる。レントゲン検査にて肺野全体に結節性病変がみられる。
乳腺腫瘤の細胞診検査から悪性所見を有する細胞がみつかり、乳がんの肺転移と診断しました
<下痢>
5歳フレンチブルドック。2か月前から時々下痢をしていたが、ここ1週間で悪化した。ごはんの変更、抗生剤にも反応せず、腹部エコー検査にてリンパ管の拡張がみられ、内視鏡生検にてリンパ管拡張症と診断しました。
6歳の柴犬。元気も食欲もなく、水下痢が続く。何回もトイレ行ってしゃがむ姿勢をするで来院。血液検査、レントゲン、腹部の超音波検査、膵炎の簡易キット(スナップcPL)にて膵炎と診断しました。
6か月齢のトイプードル。繰り返す軟便を主訴に来院。糞便検査にてカンピロバクターの増殖がみられ、また糞便の遺伝子検査(下痢パネル)にてクロストリジウムが陽性となり、細菌性腸炎と診断しました。
7歳のビーグル。下痢が3日前から止まらないで来院。食欲低下と嘔吐もみられた。血液検査とレントゲン検査、超音波検査の結果、急性膵炎をおこしていることがわかった。
<足腰震え>
8歳チワワ。昨日から震えて、何となく元気がない。抱くとキャンと鳴きどこか痛そうということで来院。レントゲン検査では異常はなかったが、CT検査にて頚部椎間板ヘルニアがみつかった。
10歳のジャーマンシェパードドッグ。足腰が震え、段差の上り下りができなくなることが増えたと来院。身体検査にて腰仙部を押したり、尾を持ち上げたりすると痛がる様子があり、後肢の固有位置感覚の低下がみられた。
レントゲン検査にても腰仙関節において椎間が狭くなっており、馬尾症候群であるとわかりました。
6歳のウェルシュ・コーギー。足腰が震えるということで来院。CT検査やレントゲン検査などを行い他の病気がないことと血液による遺伝子検査から変性性脊髄症という病気がわかりました。
3か月トイプードル。時々キャンと鳴き震える。昨日から食欲もなく、元気もない。レントゲン検査、CT検査にて環椎軸椎亜脱臼が見つかりました。
<しこり>
9歳スタンダードプードル。顎下のしこりが大きくなったことを主訴に来院。
触診にて鼠径部や、膝窩リンパ節など、他の体表リンパ節の腫脹も見つかった。針生検細胞診検査を実施し、多中心型リンパ腫と診断しました。
10歳のミニチュア・ピンシャー.。膝にしこりがあるとのことで来院。
針吸引細胞診検査を行ったところ、悪性黒色腫が疑われたため手術を行い病理検査に出しました。その結果やはり悪性黒色腫であることがわかりました。
7歳のラブラドールレトリバー。大腿部にできたしこりが徐々に大きくなっていて、気にして舐めていると来院。針吸引による細胞診の検査で肥満細胞腫の可能性が高いとわかり、手術で切除し病理検査にてグレード2の肥満細胞腫と診断しました。
8歳のパピヨン。脇にしこりがあるということで来院。身体検査にてリンパ節の腫れであり他のリンパ節も腫れていたので針吸引細胞診検査を行ったところ、リンパ腫が疑われたため手術を行いリンパ節を病理検査に出しました。その結果リンパ腫であることが確定されました。