老犬の残暑ケア

 

 

こんにちは、横須賀市にある「つだ動物病院」院長の津田航です。

 

 

暑い夏は、ワンちゃん(特に老犬)にとっては、体力を消耗してしまう季節です。

夏の終わりに体調を崩されるワンちゃんが多いのも、この暑さが影響しているのかもしれません。

前にもこちらのブログでお伝えしましたが、ワンちゃん(特に老犬)が快適に過ごせる温度は人間に

比べると異なります。冷房26~27度の温度設定は人間の平均的な設定温度ですが、ワンちゃんにとっては26~27度では設定温度が高くなります。

 

 

特にご高齢の方は温度設定を高めに設定しがちです。

 

 

 

近年、ご老人がご自宅に居ながら熱中症になってしまうニュースを耳にしますが、

それは歳を取り暑さに対する感覚が鈍くなっていることも原因の一つです。

老犬のワンちゃんも暑い部屋にいれば食欲が減退し、下痢、嘔吐などの症状が出てきます。

 

 

それは熱中症の初期状態になります。

 

 

 

熱中症の出ているワンちゃんが来院した際、このような室温のお話をすると

みなさま「去年は大丈夫だった・・・」とおっしゃるのですが、ワンちゃんは1年で約5年も歳をとってしまいますので、快適な温度は変わっていきます。

 

「何度くらいがワンちゃんにとって快適な温度なの?」というお問い合わせが多いのですが、当院の入院室の室温は20度に設定してあります。

ワンちゃんには、温度はもちろん、湿度が最も重要なので、多少部屋の温度20度より高くても湿度が60%以下であれば問題はないでしょう。

 

老犬のワンちゃん、大型犬にとって暑さは体への負担がかかりますので、快適な温度設定を心掛けてあげてください。